便利な携帯工具と自転車の牽引

持っていると便利な自転車の携帯工具

便利な自転車の携帯工具 自転車の整備には様々なサイズの六角レンチやドライバーなどを使います。しかし、そういった工具は日常的に持ち運んでいるわけではないため、走行中のトラブルには対応出来ません。
そこで役立つのが携帯工具です。
携帯工具とは、自転車の整備に必要な工具が一つにまとまっている携帯性とコンパクト性に優れた工具です。折りたたみ式になっていることが一般的で、手のひらに収まり重量も軽いのです。
携帯工具は様々なメーカーから多くのラインナップで発売されていますが、搭載されている工具の種類に違いがあります。いくつかの六角レンチとプラスドライバー、マイナスドライバーだけという簡易的なものもあれば、六角レンチとドライバーに加え、星形のトルクスレンチやチェーンカッターまで用意されているものまで幅広いのです。
おすすめはチェーンカッターが搭載されているものです。チェーンカッターが必要となる状況は多くないものの、走行中のチェーントラブルには欠かせない工具です。
携帯工具に入っていれば、いざというときに役立ちます。

自転車で速く走るための「牽引」

自転車では、単独で走行する場合と集団で走行する場合では速度が大きく異なります。集団で走行すると、単独で走行するよりも速い速度が出せるのです。その理由は、集団で走っていれば風の影響を最小限に抑えられるからです。
時速20km程度の速度域に入ると、前方からの風を受けてしまい速度が上がらなくなるのです。その風の影響を最小限に抑える方法が「牽引」です。一緒に走行する集団が一列になり、一つ前の自転車との間隔をなるべく狭めることで風の影響を受けることなく走行できるようになります。
つまり、先頭を走る自転車が風よけの役目を果たしてくれるのです。後方の車両は先頭車両のスリップストリームに入ることで風の抵抗を最小限に抑えられます。
風よけとなる先頭車両は風を一身に受けるため大きな負担となりますが、牽引は数名から十数名で行うので一定時間ごとに先頭を交代することで速度を維持します。
そのために、先頭交代の練習もしておかなければなりません。

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2017/6/30 更新